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原因はよくわからないけど、なんとなくからだがだるい、頭痛や吐き気がする、めまいや動悸が起こるといったことが、女性にはときどきみられます。その多くが、女性ホルモンのバランスがくずれ、自律神経がうまく働かないために生じる症状です(自律神経失調症)。更年期の不定愁訴はその典型ですが、20〜30代の女性でも、ストレスなどから自律神経失調を起こす例はよくあります。
自律神経というのは、呼吸や消化、生殖などの生命維持機能を調節するもので、交感神経と副交感神経から成り立っています。女性ホルモンと同様に、脳の視床下部がコントロールしているため、ホルモンバランスがくずれるとその影響を受けやすいのです。
自律神経失調の特徴は、全身の調節機能がトラブルを起こしているため、いろいろな症状が重なってみられることです。ですから吐き気、動悸といった単独の症状を治すために薬を飲んでも、なかなか改善はされません。以前は病気扱いされなかったので、つらい思いをした女性が多かったのですが、最近はほかの原因が見当たらず、さまざまな症状が重なっている場合には自律神経失調と診断されるようになりました。病院ではその人に合った薬が処方されるので、下記のような症状が続くときは受診してみましょう。
<自律神経失調によくみられる症状>
倦怠感、不安、頭痛、肩こり、イライラ、のぼせ、耳鳴り、吐き気、胃の不快感、めまい、立ちくらみ、息苦しさ、のどのつかえ、動悸、腹痛、下痢、便秘