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おりものって、何かの役に立っているの? そう感じている女性は多いのではないでしょうか。おりもののほとんどは、子宮や腟からの分泌物です。ふつうは透明に近いか白っぽい色で、腟のなかが酸性なので甘酸っぱいような匂いがしますが、これには個人差があります。
排卵期に子宮頸管からでるおりものは、透明な感じの粘液で、精子の侵入を助ける働きをしています。ちょうど妊娠しやすい時期なので、その可能性をより高めているわけです。
おりもののもうひとつの重要な役割は、からだの異常、とくに婦人科系の病気を知らせることです。子宮や腟などに異常が起こると、おりものの色、量、匂いなどに変化がみられます。おりものに血が混じったり、黄色や黄緑色、茶褐色などになったり、急に量が増えたり、悪臭がしたりする場合には、さまざまな病気との関連が考えられるので、早めに受診してください(おりものと病気との具体的な関係については、
『おりものの異常』
をご覧ください)
。
婦人科系の病気では、感染した細菌の種類や病気の種類によって、おりものの色、量、匂いなどに違いがみられます。それが診断の目安ともなるので、受診のときにはおりものの状態を詳しく医師に伝えてください。
おりものの変化から、女性自身がなんらかのからだの異常や病気に気づくことも少なくありません。おりものが教えてくれるサインを見逃さないためにも、ときどきはその変化をチェックするようにしましょう。
正常なおりものでも、下着に付いて乾くと黄色っぽくみえます。またセックスのときの性的興奮によって分泌物が多くなり、その影響で量が一時的に増えることもあります。
最近は、おりものシートを使う女性も増えています。とても便利なものですが、おりものシートのつけっぱなしなどが原因で、かぶれや腟炎を起こすこともあります。肌が敏感な人は、無香料のもの、肌を刺激しない素材のものを選び、忘れずにこまめに取り替えるようにしましょう。
「おりものの異常」へ
情報更新日:2008/12