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  月経痛〜原因を知って症状の軽減を〜

月経痛のメカニズム

 月経痛は女性に共通した悩みですが、10〜20代の若い女性に多くみられます。その原因には、月経という現象に慣れていなかったり、月経をネガティブにとらえやすかったり、また子宮がまだ未熟で硬かったり、出産経験がないためなど、いろいろなメカニズムが考えられています。

●排卵期に受精が行われないと、不要になった子宮内膜がはがれ落ち、月経となって排出される。

●月経血を排出するために子宮が収縮するが、その力が強いと痛みが起こりやすい(月経血のなかに子宮の収縮物質が多く分泌されると、痛みが起こりやすい)。

●さらに月経血が子宮から腟へと押し出されるとき、子宮頸部という狭い場所を通る。

●出産経験のない女性では、子宮頸部がとくに狭く硬いため痛みが起こりやすい。



鎮痛薬は自分に合った物を選ぶ


 こうした月経の仕組みから生じる痛みは、つらいものではあっても、原因がはっきりしているのでそう心配することはありません。鎮痛薬や抗炎症薬で、痛みを抑えることができます。市販の鎮痛薬で自分に効くものがあれば、それでかまいませんが、病院で自分の体質や症状に合ったものを処方してもらう方法もあります。鎮痛薬は種類によって成分に違いがあるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
 月経のときになると、痛みがくるのではという緊張感から、かえって痛みが増すこともあります。こうした緊張性の月経痛の場合も、自分に効く薬をもっていると、安心感から痛みが和らぐことも少なくありません。



月経痛と病気との関連

 月経痛の多くは機能性のものですが、ときには子宮後屈や強い子宮前屈などによって、月経血がスムーズに腟のほうへ流れにくいために、痛みが生じることもあります。
 20代後半から上の女性で、月経痛がひどくて日常生活に支障をきたすような場合には、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気を疑ってみることも必要です。ただの月経痛と思って放置していると、病気を悪化させる原因ともなりかねません。とくに月経痛がだんだんひどくなるような場合には、早めに受診して検査をしましょう。




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