地域において妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援体制を構築していくことは、子育て家庭の不安の解消には欠かせません。特に妊産婦のメンタルヘルスケアや児童虐待の効果的な予防には出産直後のケアが重要だとされており、母子の心身へのケアを行う「産後ケア事業」を整備し実施していくことは喫緊の課題と言えます。
本研修は、妊産婦の身体面・精神面のケアに関する基礎知識等を身につけ、適切なケアの提供につなぐことのできる保健師、助産師等の養成と、妊産婦等に対する支援の充実を図るために開催します。

対象者：自治体において産後ケア事業を中心的に担っている者（または、産後ケア事業の実施に向け、中心的な役割を担っている者）及び、自治体の委託を受けている産後ケア事業実施施設の職員