「子育て世代包括支援センター」における妊産婦等の継続的な状況の把握と支援プラン策定についての研修

市町村、都道府県の母子保健担当者および子ども・子育て支援担当者を対象に、子育て世代包括支援センター（以下、センター）の設置・展開に当たって、支援プランの策定等についての理解を深めてもらうことを目的として研修会を行った。はじめに、厚生労働省子ども家庭局母子保健課より、センターの役割やガイドライン等について行政説明がなされた。続いて各講師からは、事業実施のための基本理念や考え方、センターの必須事業や設置・運営に向けて取り組むべき課題、特に支援プランの策定が必要なとなる対象者の抽出法やプランの具体的な内容など、留意すべきポイント等をお話しいただいた。さらに、センター設置済みの自治体からは、取り組みの概況やプロセス、地域に合わせた事業内容や今後の課題等について実績を踏まえてご発表いただいた。最後に、同規模の自治体別に「地域特性に応じた子育て世代包括支援センター」をテーマに情報交換を行い、全体で共有した。